ごあいさつ
こんにちは、院長の開道貴信です。ご縁があって、奈良市役所横で開業させて頂くこととなりました。受診して下さる患者さんには、私たちの精一杯で、良い方向に向かうように診療させて頂きます。
頭痛、めまい、しびれなど、漠然とした神経症状でお困りやご不安な方には、しっかり精査して、対応致します。
脳卒中後遺症、不随意運動症、高次脳機能障害、認知症、水頭症など、慢性の神経疾患でお困りの方には、専門的な診療を提供し、人生が少しでも明るくなるように寄り添います。
脳卒中の再発を予防するために、MRIなどで脳の状態を定期的に確認しながら、生活習慣病への対策も一緒に取り組んでいきます。健康で明るい未来を目指して、共に頑張りましょう。
医師を志したいきさつ
医師を志すきっかけは、小学2年生の交通事故での入院体験でした。適切な治療がされない上、医師たちの心ない言動に苦しんだことが、患者に寄り添う医師を目指す決意につながりました。
高校では、強豪のハンドボール部で名監督の指導と仲間たちに支えられ、精神力を鍛えられたのが幸いでした。
両親は経済的な事情から私に1度だけしか受験のチャンスを与えてくれませんでしたが、鍛えられた精神力でその機会を生かし、奈良県立医科大学に合格しました。
脳神経外科医を志したいきさつ
奈良県立医科大学で医学を学び、脳の構造や機能に強い興味を抱きました。
大学病院での実習では、CT、MRI、脳波、神経学的所見などの情報を基に、的確に診断を下し、治療を行う脳神経外科医の姿に感銘を受け、私もこの道を志しました。
卒業後は、10年間にわたり奈良県立医科大学脳神経外科教室の関連病院で脳卒中や頭部外傷、脳腫瘍などの脳神経外科分野を診療し、留学先のドイツ・マインツ大学では脳卒中の研究に携わり、学びを深めました。
機能神経外科医を志したいきさつ
脳神経外科医の多くは、患者数の多い脳卒中や脳腫瘍を主に対象としますが、私は脳の構造や機能に強い関心を持っていました。
さらに、長期にわたり病気に苦しむ患者さんの症状を少しでも軽減し、生活の質を向上させたいという思いから、てんかんや不随意運動症を手術で治療する機能神経外科医を志しました。
そのためには、脳の構造や機能に習熟する必要があり、その学びは非常に困難なものでした。幸運にも機能神経外科の最高峰である国立精神・神経センター(現国立精神・神経医療研究センター)に採用され、12年間にわたり慢性脳機能疾患への定位脳手術や機能神経外科手術、水頭症への神経内視鏡やシャント手術などの治療に携わりながら専門性を深く磨いてきました。
うぐいす脳神経クリニックを開設したいきさつ
国立病院機構奈良医療センターをはじめとする奈良県内の病院や国立精神・神経医療研究センターなどでのこれまでの診療を通じて会得した専門性を地元奈良で活かしたいという思いが強まり、奈良市でクリニックを開設することを決意しました。
特に、長期にわたって脳神経疾患に苦しむ患者さんに、専門的で質の高い医療を提供する場を作りたいと考えています。
また、オンライン診療を活用し、全国の患者さんにも診療を展開することで、遠方の方にも適切な治療を届けたいと思っています。